【030:異議あり!】7:41 2007/09/21 「成歩堂、キミは結婚という制度をどう思うだろうか」 「は? どうしたの、急に」 「ム、大した理由は無いのだが、ただ気になっただけだ」 「結婚ねえ。まあ別に深く考えたことないけど別に良いんじゃないかな。してもしなくても」 「質問には明瞭に答えたまえ」 「僕個人の意見としてはあんな紙切れ一枚で拘束されるのはどうかと思うなあ」 「・・・・・・そうか」 「何、オマエ、結婚したいの?」 「い、イヤ、そういう事ではない」 「婚姻届なら役所に行けば貰えるよ。貰ってこうか?」 「ム」 「別に法的に保障されなくても僕は構わないんだけど、オマエが不安なら別に厭わないよ」 「まだ法整備はされてないぞ」 「形だけでも良いんじゃないの? ま、僕は養子になるつもりはないけどね」 「ぬぅ」 「狩魔検事か真宵ちゃんに何か言われたの?」 「な、何故それを」 「何となく」 「・・・・・・こんな子供だましのハッタリに引っかかるとは」 「っていうか、そんなこと言うのあの二人しかいないだろ」 「むうゥ・・・」 「あー、まあ僕はどっちでもいいけどさ。結婚式でも挙げよっか?」 「なななな」 「あははは、そんなに焦ることないだろ。どうせ皆知ってるんだし」 「わ、私はドレスなんか着ないぞ」 「そっちかよ。まあ見てみたい気もするけどね。で、どうする?」 「い、異議ありっ。そもそも結婚制度について話していたはずだ。何故そのような流れになっているのだッ」 「異議あり。オマエから振ってきた話題だろ。僕が咎められる所以は無いはずだ」 「異議ありッ。私は、世間一般の常識を話しているのだ。キサマと結婚する気は毛頭無いッ」 「異議あり・・・・・・・・・ええと、あのさ御剣」 「ム、何だ」 「赤面されても説得力ないよ、ソレ」 「ぬううううッ」 「まあいいや。あ、結婚式なんだけど神前婚だろうがウエディングだろうがオマエの好きなほうにするから考えとけよ」 「い、異議ありィィッ」 ※結局馬鹿ネタで締めたがる私。燕尾服二人組も萌えますが、紋付袴は更に燃えます。女装ネタは嫌いじゃないですが、やるんだったらパレオくらい着てみせろと云う馬鹿ッぷり。とはいえ、やはりフロックコートやスリーピースも大好きです。 |