【023:もしも......】11:06 2007/09/12 「ねえねえ、なるほど君」 「うん? どうしたの、真宵ちゃん」 「あたし、倉院の里の家元になるんだよね」 「うん、まあそうだろうね。それがどうかしたの?」 「そしたらさあ、なるほど君かミツルギ検事、どっちでもいいけどお父さんになってくれない?」 「・・・・・・その質問の意図を教えてくれないかな、真宵ちゃん」 「え、嫌ならいいんだけどさ」 「いやいやいや、そういうことじゃなくて。なんで僕と御剣なんだ?」 「えー、だってやっぱり子供産むなら好きな人の子供がいいもん」 「告白されてるのか、それとも何かの嫌がらせなのかちょっと迷うんだけど」 「ほら、倉院の里って女の人ばっかりでしょ。霊力を受け継ぐのが女性だけだってなるほど君には前にも言ったじゃない」 「そういえばそんなことも言ってたね」 「だからなるほど君とミツルギ検事」 「何で二人なんだよ」 「なるほど君たちだって子供欲しいでしょ?」 「今はいいよ」 「えー、ミツルギ検事に前聞いたら『まあそういうことも吝かではない』って言ってたよ」 「アイツにも言ったのかよ。って言うか、なんだその回答は」 「ほらほら、ミツルギ検事がOKしてくれたんだからなるほど君もココはひとつ男らしく」 「そんなことで男らしさをアピールしても嫌だろ、普通」 「往生際が悪いなあ」 「放っといてくれよ、もう」 ※馬鹿なお話。ナルマヨもミツマヨも大好きです。なのにナルミツベース。 |