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【×××の秋4】
〜読書編・その1〜


「御剣、何読んでるの?」
「ム、見て分からんか?」
「分からないから聞いてるんじゃないか」
「むう、真宵クンが貸してくれたものなのだが」
「真宵ちゃんが? 珍しいね」
「これは公序良俗的に如何ともしがたいような気がする」
「・・・・・・ゴメン。本当に何読んでるの、一体」
「キミも読んでみるかね?」
「薄々予測がつくからあんまり読みたいとは思わないけどね」
「真宵クンが『読んだら感想をくださいね』と言うから読まないわけにもいかないのだよ」
「そんなの適当に面白かったって答えればいいだけの話だろ?」
「・・・・・・ふむ、その手があったか」
「なんで今更気付かされてるんだよ、オマエ」
「しかし、ふと思ったのだが彼女は今年で19だったか?」
「ん、ああ、年齢の話か。うーん、確かそれで良かったはずだよ」
「ではギリギリとは言え、法令的には問題は無いわけか・・・・・・」
「ちょっと待って。本当に内容が気になってきたんだけど」
「だから先ほど読んでみるかと聞いたのだ」
「いや、そこまで言われちゃうと読みたいような読みたくないような。何かこう、僕の中でちょっと色々せめぎあってるんですけど」
「視野を広げるには良いかもしれんな。ある意味」
「それもどうかと思うんだけどさ」
「うム。春美クンに悪影響が出なければ良いのだが」
「そっちかよ」

※真宵ちゃんのアレな本の話。漫画でも小説でもお好きな方でご想像下さい。

10:00 2007/10/08

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