「なるほど君ッ、今日こそは肩凝りをほぐしてみせるからねッ」 「いや、もういいってば真宵ちゃん。それよりこっちの書類片付けてくれない?」 「ちっちっち。なるほど君が良くてもあたしが良くないの。ほら、背中背中」 「はいはい」 「相変わらずがっちがちだよねえ。鉄板でも入ってるんじゃないの、この肩」 「入ってないよ。まあ、最近運動とかして無いからなあ。デスクワークばっかりで凝ってるんだろ、多分」 「っていうかさ、裁判のときに机叩きすぎなんじゃないの」 「ああ、それもあるかもしれないなあ。意外と肩凝るんだよね、アレ」 「ゴメン、なるほど君。肘使って良い?」 「いいよ」 「うん、じゃあこの辺りを――」 「い――――痛たたたたたッ」 「あ、やっと届いた。やっぱり凝りすぎだよねえ」 「ちょ、ちょっと真宵ちゃんッ。もう少し手加減してッ」 「駄目だよ。ココをほぐさないと全然凝りが取れないんだから」 「凝りなんか取れなくてもいいよッ。いいいい、痛い痛い痛いッ」 「ちぇ、なるほど君、堪え性無いね」 「そういうものじゃない気がするよ、真宵ちゃん」 ※真宵ちゃんリベンジ。なるほど君の肩はまだまだ鉄板並みです。多分、まだ続く。 8:34 2007/09/01
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