さながら 発情期の猫みたく 誘う眼差しに押し負けたとでも言えばいいか。 素っ気無い言葉とは裏腹に摺り寄せてくる頭や絡み付ける脚。 何を求めるのか。 理由など聞かずとも、そもそも意味などあってないようなものだからと。 伸ばされた腕を掴んで、ぐいと引き寄せた。 髪の中に顔を埋める。 鼻腔に広がるのは相手の微かな体臭。 ますます押しつけられる頬などを撫でながら、勢いごと後ろに凭れる。 圧し掛かる体重が二人掛けのソファを軋ませ。 そっと仰ぐ顔は何故か泣きそうに見えた。 「・・・・・何も聞かねえよ」 口の端で留まる相手の唇を掠めるように捕らえ、僅かに肌を吸う。 何度か角度を変えながら、徐々に深く口腔を侵していく。 粘液の混ざり合う音が静かな室内に響いていく。 吐息とともに洩れでる囁き。 限りなくゆっくりと、深く口付けた。 ※相手が分かりません(笑)でもやっぱりゴドーさんには千尋さんですよ。むしろ千尋様ですよ。アダルトテイストな二人が好きです。神乃木さんでもいいよ。どっちでも好きだ。 0:58 2007/08/22
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