「成歩堂、疲れた。肩を揉め」 「……いきなりソレかよ。まあいいや。肩だけでいいの?」 「肩だけでいい。背中は許さん」 「何だよその制限は。全身やってあげても良いけど」 「私が良くない」 「はい?」 「キサマ、マッサージと称して全身を撫で回したいだけだろうが」 「まあ、否定はしないね」 「だから肩だけでいい」 「凝ってるのに?」 「余計凝るような真似をされるよりマシだ」 「この辺、とかさ」 「――ッ、何を」 「後はこの辺かな」 「―――ア」 「あ、こっちも意外と凝ってるね。この位の力でいいかな」 「……あ……ぁ」 「ねえ、どうなのさ」 「この、アホがぁっ」 「――っ痛ええええ。蹴るなよっ」 「……キサマに頼んだ私が馬鹿だったようだ」 ※シリーズ・マッサージ。セクハラなるほど君。懲りません 0:14 2007/07/18
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