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※ちょっとしたお話

【S:sister】10:38 2007/09/08

「そういえば気になってたんだけど」
「ム、何だろうか」
「オートロさんの事件のとき、ぬいぐるみに詳しそうだったけど好きなのか? オマエ」
「そう見えるか?」
「いいや、全く。全然。欠片たりとも考えられない」
「む、むう、ソコまで否定されると少し凹むのだが」
「なんだよ、実は好きでした、とか言うなよな」
「ぬいぐるみが好きなのは私ではない………メイだ」
「狩魔冥?」
「うム」
「それは何と言うか、あー……女の子らしいよね、クマのぬいぐるみって、うん」
「ム、フクザツな表情をしているがどうしたのだ」
「ううん、ちょっと想像が出来なかっただけだよ」
「シツレイな奴だな。まあ、アレも何だかんだ言って女の子ということだ」
「御剣、その嬉しそうな顔どうにかしろよ」
「してないぞッ」
「鏡見てみろよ。勝気な妹の女らしいところを見てホッとするお兄ちゃんみたいな表情だから」
「ぬうううう」
「ま、何だかんだと仲が良いな。狩魔検事とオマエも」
「ぬうううううううう」
「何でまだ唸ってるんだよッ」

※馬鹿話。この後、ぬいぐるみを買いにファンシーショップにつき合わされたなどと愚痴なのか惚気なのかよく分からない話になるほど君は付き合わされた模様。