【L:lie】13:49 2007/09/09 「オマエが失踪したとき、さ」 「う…ム……」 「怖かったんだ、ずっと」 「キミが?」 「僕は、僕の中でオマエが死んだことにしてたから。連絡も何も無くて、本当に死んじゃったんじゃないかって、怖かったんだよ」 「そう、か」 「最悪だよな。そんな状況でやっと自分のキモチに気付くんだからさ」 「成歩堂?」 「オマエには――僕を信頼してくれるオマエには悪いけどさ。コレだけは言わせてくれないか?」 「ム、何だろうか」 「好きだ。ずっと前からオマエのことが好きだ」 「ぬ、ぬう。そ、そういった台詞は女性に言うものではないのか?」 「いいや、僕の場合は御剣に言う台詞で合ってる。で、返事は?」 「アホか。キサマ」 「赤面されても説得力ないよ、御剣検事」 「ええい、ヒトの気持ちが分かった上での台詞だろうな、ソレはっ」 ※2をやったら、ラストの台詞の《信頼》が脳内無条件で《愛》とか《恋》に変換されてどうしようかと思いました。そりゃ冥ちゃんも帰るとか言い出すわ。そしてよく考えたら告白話を結構書いてるのね、私。何でだ。 |