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※ちょっとしたお話

【J:judge】11:00 2007/09/09

「この前はアリガトな、御剣」
「ありがとうございます、ミツルギ検事っ」
「いや、私は私の為すべきことをしただけだ。お礼を言われる所以はない」
「お姉ちゃんもミツルギ検事にお礼を言ってましたよ」
「そうそう、春美ちゃんも喜んでたし」
「ム、そうか」
「オマエが居なけりゃ、あそこまで持ちこたえられなかったよ」
「そうだよなるほど君、あたしすっごくお腹空いてたんだからねっ」
「いやいやいや。その前に殺されそうになってたろ、真宵ちゃん」
「空腹で死ぬかと思ったよっ」
「むう、それも問題ではあるが」
「だから、今日の食事はなるほど君の奢りだからね」
「え?」
「あ、ミツルギ検事も一緒に行きましょうよ」
「え、え?」
「フッ、たまにはこの弁護士に奢らせるのも良いかもしれないな」
「え、え、え?」
「よーし、丸一日食べてないから、今日はお代わりいっぱいするぞー」
「え、え、え、え? ちょちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待てよ、真宵ちゃんっ」
「見苦しいぞ、成歩堂。真宵クンは人質から解放されたばかりではないか。このくらい大目に見てやりたまえ」
「い、いやいやいやいや。真宵ちゃんが本気出してお代わりしてたら僕の方が破産しちゃうからッ」
「ぬ」
「もうっ、《れでぃー》にシツレイだよなるほど君」
「だったら食べる量もそれなりにセーブしろよ、真宵ちゃん………」

※2終了後。真宵ちゃんは鬼のように食べてましたね。そしてコレは後日談。御剣さん、あんまり食べてなかったしね。