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※ちょっとしたお話

【E:enpty】17:18 2007/09/08

「とてもキケンな状態よ、なるほど君。真宵がお腹を空かせてるわ」
「ま、真宵ちゃんがッ」
「ええ、丸一日食べてないわけだからかなりの空腹状態というところね」
「そんな。僕はどうしたら――」
「審理を長引かせるしかないわね」
「でもそんなことしたら真宵ちゃんがッ」
「そうね、コロシヤに襲いかかるかもしれないわ。空腹のあまり」
「霊媒師が殺し屋を空腹のあまり襲撃なんてシャレにもならないですよ。千尋さん」
「だから私も困ってるのよ。あの子、何するか分からないから」
「うう、グランプリの式典であんなに食べてたのに、帰り道でラーメン食べるとか言ってたしなあ」
「そうね、あの程度ならあの子の小腹を満たした程度に過ぎないわね」
「小腹――あの胃袋は一体ドコに繋がってるんですか!?」
「さあ」
「さあって。アレ、絶対僕の5倍以上食べてましたよッ」
「ダメよなるほど君。人を偏見の目で見てはいけないって言ったでしょう?」
「い、いやいやいや、アレはオカシイですからッ」
「私も里に居たときにはあの程度の量は朝飯前だったのだけど……今はムリね。もういい加減胸が重くって」
「え――」
「食べた分が全部胸に来るのよ。弁護士始めてからはセーブしてたのだけど」
「ま、真宵ちゃんは千尋さんほど胸は無いと思うんですケド」
「今からドカンと来る可能性はあるわね」
「うう、見たいような見たくないような」
「………本当に真宵クンが心配なのか、二人とも?」

※2−4空腹ネタ。というか、本気でこんな妄想してた私は真宵ちゃんのことを何だと考えているのか。