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※ちょっとしたお話

【082:ホテル】23:44 2007/07/09

「疲れたーーっ」
「ウム、仕方あるまい。同窓会なのだから」
「っていうかさ、御剣参加しないのかと思ってたよ」
「ん、ああ、イヤ偶然仕事も空いた時期だったからな。まあ気晴らしさせてもらったというところだな」
「ふーん」
「成歩堂、そのまま寝るとスーツが皺になるぞ」
「あ、そうだった。ゴメン。ええと、ハンガー無いかな?」
「コレを使え」
「サンキュ。で、こういうところって寝巻きってやっぱり」
「ああ、何故か浴衣だな」
「出た、浴衣。あ、悪い。先にシャワー使ってもいい?」
「構わん。サッサと入れ」
「ゴメンな。あー、あとさ」
「何だ」
「買出し行くんだったらビールとつまみも頼むね」
「まだ呑む気か、キサマは」
「えー、御剣もまだ呑み足りないだろ? どうせ明日休みなんだから潰れるまで呑もうよ」
「む、まあそうだな。キサマとサシで呑む機会など無いからな」
「大体二人で後片付けだよなあ」
「他に何か欲しいものはあるか?」
「うーん、特に思いつかないなあ。そういえば明日のチェックアウトって何時だっけ?」
「10時までに出ればいいだろうな。まあ酔いつぶれたならそのまま連泊すれば良いだけの話だ」
「僕、そんなに持ち合わせないんだよね」
「構わん、私が出す」
「よ、さすが御剣検事。金あるねー」
「最近、真宵クンと言動が似てきたな」
「大概一緒に居るからね。じゃあ僕、風呂に入るから買い物ヨロシク」
「ああ、どうせその金も出す気がないんだろうがな」

※酒を呑め。潰れるまで呑め。そしてマッサージまでは基本です。