【066:プライベート】12:30 2007/06/23
「晴れてるな」
「晴れてるね。で?」
「どうした」
「どっか行きたいんじゃないの?」
「馬鹿を言え。たまの休みだ。ゆっくりさせてもらおう」
「あっそ。ま、いいや。僕もゆっくりする」
「ウム」
「あー、久しぶりにだらだらしてる気がするよ。僕」
「キサマはいつだってダラダラしているだろうが」
「えー、そんなことないよ。ここ最近、序審やら本審が重なって忙しかったんだから」
「ム、それはすまないな。では、本当に久しぶりだったのか」
「うん、前に御剣に会って以来だから……2ヶ月ぶりくらい、かな」
「たまには休みたまえ。真宵クンも心配してただろう?」
「だから今日休みなんじゃないか。真宵ちゃんが『なるほど君はミツルギ検事が居ないといつも仕事詰め込むんだからっ』って怒ってさ。無理矢理休み取らされたんだ」
「全くキミは」
「ん、どうかした? わっ、ちょっと苦しいよ。御剣」
「ダラダラと二人で昼寝はどうかね、弁護人」
「押し倒しといてその台詞かよ」
「で、答えはどうなのだ?」
「――異議なんてあるわけないだろ、検事殿」
※昼寝しようよ、なネタ。休日にダラダラ過ごすのが好き